こんにちは、七五三(しめ)やよいです。
みなさんはトマト、好きですか?
夏が旬のトマトですが、食欲が安定するうえ、美容にも身体にもいい神食材だってご存じでしたか?今日はトマトの魅力について、いってみましょう!
目次
トマトは食欲を安定させる
トマトが食欲にもたらす影響とは
まず、トマトは食欲増進効果と食欲抑制効果、どちらも持ち合わせています。
トマトに含まれるクエン酸(トマトの酸味の正体ですね)は食欲を増進させてくれます。
食欲抑制に効果があるのは、トマトに含まれるリコピンという物質です。リコピンはインスリンの働きを促し血糖値を下げてくれます。食事のとき血糖値の上昇を抑えてくれると、食欲の暴走も抑えてくれます。(血糖値と食欲の関係は、過去記事生理前の異常な食欲…なんで起こるの?抑えるには?で少し触れているのでご参照ください。)トマトはそもそも血糖値を上げにくい食品なうえに、血糖値を下げる働きもあるため、偽の食欲を抑え、食欲を安定させるのに効果的なんですね。
その他ダイエット効果
食欲増進効果があると書いたクエン酸ですが、脂肪燃焼効果もあり、ダイエットに効果的です。
また、ペクチンという含有成分は、水分を吸収して膨らむ食物繊維なので、トマトは満腹感を感じ食べ過ぎを予防する効果も期待できます。さらに、ペクチンは整腸作用があり便秘にも効果的です。
カリウムという成分は、身体の余分な塩分を排出し、むくみ解消に役立ってくれます。
おまけ:ダイエット以外の神効能
今回は食欲やダイエットに着目していますが、トマトにはそれ以外にも素晴らしい効能があります。
抗酸化作用…リコピンという成分によるものです。リコピンは前述した血糖値への作用だけでなく、強い抗酸化力を持ち、身体全体の細胞の老化を防いでくれます。具体的には、肌の老化防止、がん予防、動脈硬化予防等の効果が期待できます。
美肌効果…トマトには、美肌効果のあるビタミンCとリコピンがふんだんに含まれています。ビタミンCとリコピンはコラーゲンの生成を促し、若々しい肌を保ちます。また、しわやしみにも効果的です。原因であると言われている活性酸素の発生を抑え、これまたしみの原因のメラニンの生成をも抑制してくれます。予防だけでなく、改善にも効果があると言われています。
トマトの効果的な摂り方
ダイエットに美容に大活躍のトマト、今が旬なので毎日美味しくいただきたいですね。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、飽きてきたり忙しくて食べられないときもあったりしますよね。そんなときの効率的な取り入れ方をご紹介します。
トマト切ったり料理したりする暇なんてない!
という方は、トマトジュースが便利です。こんなに?と驚くほど多くの種類が店頭に並んでいます。無塩、有塩、トマトのみ、ミックス、選び方はざっくりこの4種類です。
基本的には、自分の好きなものを飲めばいいですが、むくみ解消効果や高血圧予防の効果を期待するときだけは、有塩のものは避けたほうがいいでしょう。有効成分のカリウムの働きとジュースの塩分で相殺になってしまい、効果があまり期待できなくなってしまいます。
おいしさ&吸収率アップ!な食べ方
トマトをより美味しく、効率よく食べる方法があります。それは、肉または魚と、油と一緒に調理することです。
トマトと肉や魚を一緒に料理すると、トマトに含まれるグルタミン酸という成分が肉や魚のうまみを引き出すことがわかっています。また、トマトは油と一緒に摂ると、リコピンの吸収率が上がることがわかっています。
確かにトマトに火を入れると、うまみを強く感じます。トマトシチューやミートソースは、科学的にも理にかなった料理だったんですね。ちなみに、料理するときはトマト缶やトマトジュースを利用する方も多いでしょうが、このような加工品のほうが、リコピンを効率よく摂ることができます。
おわりに
今回は、まさにスーパーフードとも言えるトマトについてでした。筆者も毎日せっせと食べています。ちなみにお気に入りの食べ方TOP3は、カプレーゼ、お肉とナスでトマト煮、トマトカレーです。どれも暑い季節のおつまみごはんにぴったりのメニューなので、ぜひ試してみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた!
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