幸せホルモン「セロトニン」で食欲も安定!我慢しない食生活♡

食と健康

こんにちは、七五三(しめ)やよいです。

食欲旺盛な方にとっては、食べるだけで食欲が抑えられる方法があったら夢のような話だと思いませんか?

今日は食欲を抑える”セロトニン”という物質のお話です。

目次

セロトニンについて

以前、過去記事で食欲抑制作用のあるホルモン”レプチン”について少し触れました(よければご参照ください→少しの量で大満足!食べ過ぎとは無縁の「よく噛む」習慣)。このレプチン同様、食欲を抑える働きがあるのが”セロトニン”というホルモンです。記事内では満腹中枢を刺激するとご紹介したこのセロトニン、別名”幸せホルモン”なんて呼ばれているんです。

セロトニンとは?

セロトニンとは、感情をつかさどる自律神経や睡眠に深く関わる脳内物質です。セロトニンが分泌されると、私たちの身体はリラックスすることができ、気持ちの面では自律神経のバランスをととのえストレスを和らげてくれます。セロトニンの分泌が緊張や疲労に追いつかなくなると、私たちは身体面でも精神面でも病んでしまうため、ものすごく重要なホルモンなのです。

セロトニンと食欲

さて、このセロトニン、食欲とも深い関わりがあります。

セロトニンがじゅうぶんに分泌されていると、感情が安定し、ストレスによる過食を回避できます。さらに、満腹中枢を刺激してくれる働きもあるので、少量の食事で満足できます。

不足すると逆の現象が起こるため、過食やむちゃ食いを招きやすくなります。

セロトニンは増やせる?方法は?

セロトニンは増やせます。増やす方法はたくさんあり、適度な運動、感情表現を豊かにする、腸内環境をととのえる、じゅうぶんな睡眠をとる、等です。今回は、食べ物で増やす方法をご紹介します。

食事でセロトニンの分泌を促すには、トリプトファンという必須アミノ酸の一種を摂ります。トリプトファンはセロトニンのもととなる物質ですが、体内では作れないため、食べ物から摂る必要があります。

摂取量の目安は、体重1kgあたり2mgとされています。体重50kgの方だと100mg程ですね。過剰摂取は内臓の負担になるためお気を付けください。

トリプトファンの多く含まれる食べ物

トリプトファンの多く含まれる食べ物は、牛豚鶏肉の赤身やレバー、穀類、豆腐等大豆製品、チーズ等乳製品、カツオ・マグロ等魚類です。ふだんの食事にこれらを少しずつ取り入れるだけで、実感として食事の満足感をおぼえることができるでしょう。

というのも、セロトニンのもととなるメインはトリプトファンですが、ビタミンB6、マグネシウム、炭水化物、ナイアシン等からもセロトニンは作られます。多様な食材を組み合わせた食事を意識して摂ることで、毎食セロトニンの分泌を促すことができるのです。

とりあえずバナナで解決!

ここまで読んでいただき、「結局バランスのいい食事を摂らなきゃいけないのね…続けられないわぁ~」となっている方、ご安心ください。そんな方は手軽にバナナを取り入れてみましょう。

その理由は、バナナはセロトニンのもととなるトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物すべて含んでいるから。バナナとよく合いトリプトファンも含まれる、牛乳やヨーグルトと一緒に朝食にいかがでしょうか。朝からしっかり幸せホルモンを出し、日中適度に活動することで、1日を通して安定してセロトニンの分泌を促すことにつながります。

おわりに

今回は食べるだけで幸福度を増せるという夢のようなお話でした。毎食バランスよく食べるのが面倒な筆者も朝バナナを実践していますが、体感として幸せホルモンが出ている気がします!美味しいですしね、バナナ。みなさんも幸せホルモンを意識して、日々の食事を楽しんでみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた!

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