こんにちは、やよいです!
コロナ禍で人込みには出向けない中でも、密にならない屋外スポットには出かける方というも多いのではないでしょうか。休日に緑いっぱいの公園を散策なんかすると、なんともいえない爽やかな気分になれますよね。
緑のあふれる空間にいると、いい気分になるだけなく、過度な食欲も抑えられるって知っていましたか?今日はそのメカニズムについて、いってみましょう!
目次
植物に囲まれると、身体にも過食にもいい
植物に囲まれると、食欲が安定する
木々の中を散歩したり、庭いじりでたくさんの花に囲まれたり、そうそう、これから夏になるので山でキャンプなんかもいいですね。こんなとき、私たちはなんとなく爽やかないい気分になりますが、これは気のせいではなく、フィトンチッドという植物から出る成分のおかげなのです。
フィトンチッドの主な効果は、消臭効果や殺菌効果です。森に行くとそこらじゅうに虫の死骸があるはずなのに、悪臭もしないし寧ろ爽やかな空気が流れていますよね。もっと身近なところで言うと、曲げわっぱ等の木製のお弁当箱は食材が傷みにくいですよね。これらはフィトンチッドの消臭・殺菌効果のなせる業なんです。
また、この成分は人体に対してもいい影響をもたらします。ざっくり言うと、ストレスを減らし精神を安定させてくれます。中には、食欲にいい影響をもたらすものがあることもわかっています。次で見ていきましょう。
寝不足の暴走食欲を抑える
このフィトンチッドには、交感神経をととのえ、不眠を解消する効果があることがわかっています。
睡眠不足は食欲が暴走しがちということがわかっていますから、日頃よく眠れていない人がじゅうぶんな睡眠がとれるようになると、過度な食欲が落ち着いていくのを期待できます。不眠解消からの食欲を安定させることにもつながっていくんですね。
ホルモンを整えて食欲を抑える
フィトンチッドには、私たちの身体で分泌されているストレスホルモンのコルチゾールを減少させる働きがあることがわかっています。
コルチゾールの分泌が増えると、レプチンという食欲抑制効果のあるホルモンが減るため食べ過ぎを招きやすいのですが、食べ過ぎの原因となっているそのコルチゾールを減らせると、過度な食欲を抑えることができるのです。コルチゾールの分泌を抑えてくれているのが、結果的に食欲抑制へとつながるんですね。
ズボラさんが恩恵を受けるには
身近にある植物から、こんなにもいい影響を受けられるなんて最高ですよね。早速生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。ズボラな筆者でもなんとかできている手軽な取り入れ方を見ていきましょう。
おすすめはやっぱり森林浴
植物の恩恵を十二分に受けるには、やはりたくさんの植物に囲まれるのが手っ取り早いです。山や林、木々に囲まれた散歩コース、緑豊かな公園等、都会に住んでいたとしても、探せば意外とたくさんの恩恵スポットがあります。これから暑い季節となりますが、森林浴では涼しさも感じることができます。ぜひ、時間を見つけて出向いてみてください。水分補給は忘れずに!
厳しければ観葉植物を置いてみよう
とはいえ、行くまでが暑いし、出不精だし、まとまった時間もとれないし…という方は、部屋の中に観葉植物を置くだけでも違いますよ。家の中にいるときも常にフィトンチッドに活躍してもらえます。
お花が好きなら育てるのを楽しんでもいいですし、世話に自信がなければほぼ放ったらかしでOKな植物を飾ってもいいでしょう。
木でできた製品も効果がある
それでも、たまにとはいえ水をやったり、枯葉や虫の管理をしたり、観葉植物を置くのも面倒…という方は、木でできた製品でも同じような効果が望めます。部屋の内装に木を取り入れてみたり、木製の家具を置いたり、生活へ木を取り入れる方法はたくさんありますね。
この場合に少し注意が必要なのは、その製品の加工状態。木の製品は、無加工のものから、お手入れの手軽さや使いやすさのために様々な加工が施されたものまで、多くのバリエーションがあります。ウレタン塗装等、加工の種類によっては木本来の効果が得られないものもあるので、その製品の状態にも注目してみましょう。
おわりに
自然に囲まれた生活は、私たちの本来の生活スタイルなので、ストレスフリーになれるのは納得ですね。面倒くさがりの筆者も、なんとなく気分がよくなるので、休日は緑の多い公園に出向いたり、育てやすいお花を育てたりしています。このいい気分にはきちんとした裏付けがあったことに納得!みなさんも、気持ちいいと思えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた!
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