こんにちは、やよいです!
突然ですが、みなさん、これ美味しそうと思いますか?
生クリームに色とりどりのフルーツが乗ったケーキ、味はもちろん美味しいことが予想されますが、目でも「おいしそう!」と感じることができますよね。(ケーキ嫌いな方はごめんなさい)
では、次に、これはどんな味を想像するでしょうか?
鮮やかな青色は、どんな味かなぁと想像を膨らませて楽しむことはあっても、あまり食欲をそそられはしませんよね。そう、なぜか青色って食欲が失せるんです。これはなぜでしょうか?
今回は”色”と食欲の関係について、いってみましょう!
視覚と食欲
料理の色つや、香り、色…いろんな要素から、私たちは「おいしそう」とか「しょっぱそう」と食べ物の味を想像し、食欲をそそられたり反対に食欲を抑えられたりしています。無意識に美味しそうかどうかのジャッジをしているんですね。
その要素の中でも視覚は最重要です。先に挙げたようなカラフルなケーキ画像を見ると、私たちの脳はケーキの味や食感を想像し、おいしそう!となり、それが食欲の刺激につながっています。仮にこの写真がセピア色なら、その刺激はもっと弱いものになるでしょう。
2枚めの写真で1枚目ほど食欲をそそられなかったのは、色の効果が大きいです。日本では青い食べ物は殆ど存在せず、味の想像がしづらいため、「おいしそう!」につながらないんですね。
このように、青色=味を想像できない=おいしそう!とならない=食欲がわかないという仕組みから、青い食べ物等には食欲を抑える効果があるのです。
ちなみに、一般的には、赤や黄色等の暖色系の色はおいしそうに見える=食欲がわくことがわかっています。
青色を活用してみよう
青色の食欲への効果がわかったところで、これからの季節にピッタリな涼しげなこの色を利用してみてはいかがでしょうか。楽しみながら食欲抑制ができますよ。いくつか簡単な取り入れ方をご紹介します。
手軽に青を食卓に
食卓に青を!っていっても、青い食べ物なんてなかなかないし…とふつうはなりませんか?
そんなときにオススメしたいのは、食べ物以外のところに青を取り入れること。青いお皿やカトラリーは、今や値段も種類も様々で、手軽に手に入れることができます。また、意外とどんな食べ物も映えさせてくれますよ。
この通り、食欲を抑えつつ、食べ物を美しく見せてくれていますね。
映えの正体”バタフライピー”
青を取り入れることに関連して、ひとつ話題のものもご紹介しましょう。
”バタフライピー”この単語、耳にしたことありますか?
バタフライピーとは、羽を広げた蝶のようなその花びらが名前の由来になった、マメ科の植物です。
確かに蝶のようですね。それにしても鮮やかなブルー!!
タイで多く自生しており、現地ではハーブティーとして、また、美容目的でスキンケア用品として、広く親しまれています。最近では日本の沖縄でも育てられているようですね。
これがSNSでのバズりを経て、バタフライピーを使ったアイスティー等の専門店もあるほどです。ただ、昨今の自粛の流れを受けて、家で楽しむ人も多いようですね。バタフライピーはお茶専門店等で購入でき、ハーブティーだけでなくスイーツづくり等にも活用できます。
バタフライピーのハーブティー
バタフライピーでスイーツ作り
とっても美しいですね。スイーツはダイエットの大敵ですが、目でゆっくりと楽しめるこのお菓子なら、食べ過ぎずに済みそうです。
青いごはんもいかが?
そんなおしゃれなもん買わないし食べる機会もありません!って方は、おなじみ食用色素の青色を試してみてはいかがでしょうか。スーパーで簡単に手に入りますし、別のベクトルで映えますし、まぁまぁ面白いですし、なにより確実に食欲は失せます。
白米を食べ過ぎてしまって悩んでいる方にもオススメですw
もちろん、食用色素でも映えスイーツはつくれます。汎用性があるので、ごはんだけでなくいろいろ着色できます。
おわりに
SNSの流行りから徐々に市民権を得てきている青い食べ物や食器は、一般的には見た目を楽しむために用いられているようですね。でもせっかく食欲抑制効果があるなら、流行りに便乗してその効果も享受してみてはいかがでしょうか?季節も夏に向かう中、涼しげな青色は生活に取り入れやすいですしね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた!
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